プロが教える!FRP補修

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こんな感じに割れたエアロも直ります。
まずは、割れ目をぴったりあわせて、
アルミテープで貼り付けます。
ガムテープでもいいですが、
アルミテープの方が後々便利なので、
アルミテープをお進めします。
エーモンアルミテープ
ついでになくなった部分もアルミテープで
作ってしまいましょう。
この時に、ガムテープだとヘロヘロに
なってしまうので、アルミテープの方が
いいです。
この時、しっかり形を作っておかないと、
凹んだ部分はパテで作れますが、
出っ張りはパテで隠す事が出来ないので、
なるべく低めにしておきましょう。
裏から見たらこんな感じです。
裏から見たらこんな感じです。
裏から見たらこんな感じです。
こんな感じに粉砕した所も、
表からアルミテープを貼って
おきましょう。
こんな感じでOKです。
割れた部分の下地です。
表もヒビが見えるまで、一生懸命研ぎ込み
ましょう。この時、ベルトサンダーなどが
あると、とても便利です。
ベルトサンダー
ベルトサンダーがない場合、
リューターなどでもかまいません。
ここを、しっかりやっておかないと
後でまた割れてきます。
少し広めに研いでおきましょう。
いよいよ、FRPの貼りこみ作業に入ります。
まずは、ガラスマットを適当な大きさに切っておきます。
この時、2プライ貼る場合は、2プライ分
作っておきましょう。

油性用ハケ30mm

FRP補修キット
まずは、樹脂を規定の混合比でよくまぜて、
ヒビの部分に塗りこみます。
樹脂は硬化剤が入るとすぐにかたまり
始めますので、一箇所分ずつ作った方が
懸命です。だいたい、5分ほどで固まりだし
ますので、急いで作業を進めて下さい。
この時、けちらずにたっぷりと塗りこんで
おいて下さい。(表から染み出るくらい)
先ほど切っておいたマットを貼り込みます。
ここでも、樹脂をけちらずにたっぷり塗りこんで
間に入った空気をしっかりとハケでおしだします。
こんな感じにガラスマットが透明になるくらい
塗りこんでおいて下さい。
たっぷりとたっぷりと
しっかりと広めに
はり終わった時はこんな感じです。
固まるまで、しばらく待ちましょう。
この間に、ハケをしっかりと洗っておかないと
固まって使い捨てになってしまいます。
アセトンでよく洗い流しておきましょう。
ベタつかない程度に固まったら、
はみ出た部分をカッターで切り落とします。
こんな感じに半がわきであれば、
カッターで簡単に切ることができます。
カッターは、100円均一などで
売っているもので十分です。







カッター
ある程度固まったら、アルミテープを
剥いでおきましょう。
無くなっていた部分も出来ています。
穴があいた部分もしっかりうまっています。
塗りこむときに、樹脂をけちるとしっかりと
うまりません。
ぴったりくっついてます。
穴もしっかりうまってます。
完全に乾いたら、パテの下地を入れます。
この時、ダブルアクションサンダー等があると
とても便利です。
60#〜80#のサンドペーパーで思い切って
砥ぎましょう!!
段差が残っていると仕上がりに影響しますので、
しっかりと砥ぎこんで下さい。
砥ぎが入った上にしか、パテがつけられないので
広めに砥いでおいた方がいいと思います。
こんな感じでしっかりと広めに。
サンドペーパー ダブルアクションサンダー
下地が終わったら、パテを練ります。
だいたい、50:1のパテでコレぐらいの
割合になります。
ダンボールの切れ端の上で十分練れます。
ポリパテ
その他、パテヘラ、マスキングテープ等
パテの色が均一に混ざったら、
急いでパテをつけましょう。
このときに、下地が広めになっていないと
パテを広くつけることが出来ないので、
しっかり広めに砥いでおきましょう。
パテを砥いで、しっかり面を出して下さい。
120#のぺーパーで当て木などを使って
しっかりと形を作っていきます。
納得いくまで何度でもパテをつけて砥ぐ、を
繰り返します。
納得する形になったら、パテ砥ぎ完了です。
形が出来上がったら240#〜320#の
ペーパーで120#のペーパー目を研ぎこみます。
120#のペーパー目が消えるまで、
しっかり研ぎこみましょう。
プラサフの下地を入れます。
400#〜600#のペーパーで
かなり広めに、この場合は一本全部に
下地を入れてます。
プラサフを吹いていきます。
薄く、均一に何度も吹きます。
この時なるべく日陰で吹いた方が
がさがさになりにくいのでお進めです。
プラサフ
下地が見えなくなるまでなるべく厚く吹きましょう
これで乾けば完成です。
もし、プラサフをかけたくない場所がある場合
周りをマスキングしますが、マスキングテープの
際までぴったり吹いてしまうと塗装の時に、
跡が出てしまいますので、こんなふうに
少し間を残して240#のペーパー目の上は
しっかりプラサフをかけて下さい。

作業完了です。
マスキングテープ
塗装は、お近くの板金屋さんに持って行って下さい、
間違っても、カンスプレーで塗装しないで下さい。

カンスプレーを吹いてしまうと、
上からアクリルウレタン塗装が出来なくなってしまうので
2度と板金屋さんに修理に出せなくなってしまいます。
もし、ふいてしまった場合は、
シンナーでカンスプレーを全て取り除かなければ
ならないので、塗装代も高くなってしまいます。
コンプレッサーや、スプレーガンを使って
自分で塗装したい方は、
後々塗装の仕方もUPしますので
それまでプラサフのままお待ち下さい。





お疲れ様でした。
コンプレッサーセット